巨大地震による津波から命を守るための避難行動を考えるワークショップが26日夜、愛媛県西予市三瓶町周木の周木産業振興会館で開かれた。地区住民や三瓶地域の防災士ら約30人が防災マップを作り、安全で迅速に逃げられるルートを模索した。
県南予地方局による津波被害防止支援事業の3回目として実施。9月には、実際に地区内を歩いて危険な場所の洗い出しを行った。
住民らは古い家屋やブロック塀、マンホールのふたといった地震の際、障害物や危険箇所となりうるものを地図上に明記。障害物などを避けつつ、いかに高台まで避難するか意見を出し合った。